2021/11/03
タイトル
サブタイトル
歯の神経について
こんにちはグロースデンタル新代田 岩本です。
最近はすっかり寒くなって来て、
このまま冬に突入しそうな気温になって来ましたね。
特に根拠はないのですが、
毎年冬になると「歯がしみる」という患者さんが増える気がします笑
今日は歯の神経の役割についてご説明します。
歯の硬い組織の中には血管や神経が入ってます。
神経があるから、歯がしみたり、痛くなったりと
体にとって危険な信号を教えてくれます。
歯が痛くなって、歯医者に駆け込むと
神経を取られたという方もいらっしゃると思います。
歯の神経を取ると、しみたり、痛みを感じなくなります。
もう痛みを感じないから、良い事づくしな気がしませんか?
私は学生の頃、痛みを感じないなら
「最強じゃん!!」と普通に思っていました。
恐らくそのように感じている人もいらっしゃると思います。
ですが人間の体はそう都合よく出来てないのです。
「痛み」という感覚は、体に対して「危険が迫っている!!」
という情報を教えてくれる大事な役割があります。
その痛みを感じないという事は、
危険な状態に晒されていても、全く気付かず
体がどんどん悪い方向に進んでしまうのです。
虫歯も気づかないうちに、酷くなり、
被せ物がボロっと外れて、中で歯が腐っている状態になりやすいです。
神経を残すことで、歯はかなり長持ちします。
次回は神経を取った歯の結末について紹介したいと思います。